治療中も、治療後も。ファンケルNagomi time 縁日で考えるアピアランスケア

3月14日、東京・有明。
ファンケルが主催する「Nagomi time 縁日 ―こころとからだが、ふっと和む一日―」
がんと向き合う患者さん、ご家族、友人などすべての人に向けた、アピアランスケアの場でした。

目次

アピアランスケアとは何か?医療の現場からの視点

ナゴミタイム 有明がんセンター アピアランスケア

「アピアランスケア」という言葉を、まだご存じない方もいるかもしれません。

治療によって変化する外見―髪の毛、眉、肌、爪―をケアすることで、その人らしい日常を取り戻すためのサポートのこと。
医療の現場でも少しずつ広がってきている考え方です。

今回のイベントで印象的だったのは、がん研有明病院でアピアランスケアに取り組む方々の登壇。
患者・家族支援部の中村美穂さん、乳腺センター乳腺外科医長・サバイバーシップ支援室長の片岡明美さんなど、医療側から外見ケアへのアプローチを知ることができました。

治療の副作用で外見が変わることへの不安は、数値には表れにくいもの。
けれどその不安を放置しないこと。
それが患者さんの「QOLの向上」につながる。
私にも何かできることがあるに違いないと確信を得ることができました。

ネイル・メイクブースと企業縁日

会場の一角には、ネイルのブースとメイクのブースが設けられていました。

治療中は爪が傷みやすかったり、まつ毛や眉が抜けてしまうことがあります。
普段あたりまえにできていたことが、できなくなる。
それが、思いのほか大きな喪失感につながることがあります。

鏡の前で、少し照れくさそうに微笑む人。
施術を受けながら、スタッフと言葉を交わす人。
「キレイにしてもらえた」その小さな体験が、どれほど大切なものかを改めて感じます。

企業ブースには、スキンケア・メイク、ネイルハンド、ウィッグ・肌着、食事に関わるブランドが並んでいました。

印象的だったのは、お客さんが本当に熱心に話を聞いていたこと。商品を選ぶというより、「自分に合うものを探している」という真剣さを感じます。
治療中の肌はとても繊細で何でも使えるわけじゃない。
ウィッグも、肌着も、食事も「どれを選ぶか」が日々の安心に直結する。

だから皆さん、ひとつひとつの説明に、しっかり耳を傾けていたのだと思います。

梅宮アンナさんのトークショー&山崎多賀子さんの「元気に見えるメイク」

ナゴミタイム 縁日 梅宮アンナ

ファッションモデル・タレントの梅宮アンナさんによる特別トークショーも。
また、美容ジャーナリストでもある山崎多賀子さんによる「元気に見えるメイクのコツ」のセッションも開かれていました。
治療中であっても、鏡の前に立つことが怖くなくなるような、そんなヒントが散りばめられていたように感じます。

スマイルとともにーゆるトレダンスで生まれた一体感

ナゴミタイム 縁日 運動 アピアランスケア

イベントの締めくくりは、参加者全員で輪になっての「ゆるトレダンス」。
ルネサンス所属で、大阪国際がんセンター認定がん専門運動指導士でもある村上理香さんが導いてくださいました。
笑い声が上がって、体が少しほぐれて。
「一緒にいる」という感覚が、その場にいた人たちの間に、ふわっと生まれた瞬間でした。

今回のイベントでは、医療、美容、運動、食―それぞれの分野のプロフェッショナルが、本気でアピアランスケアに向き合っていたから。
その功績は、とても大きかったと感じています。

治療が終わっても、ケアは続く

このイベントを通じて、あらためて感じたことがあります。
アピアランスケアは、治療中だけのものではない、ということ。
治療が終わっても、治療前の自分の姿や気持ちに、そのまま戻れるわけではありません。
髪の質が変わったり、肌の状態が変わったり、体型が変わることもある。
心の感覚も、以前とは少し違うことがあります。

だからこそ、治療後の生活に寄り添うアピアランスケアも、これからもっと必要になっていくと思うのです。
外見を整えることは、見た目のためだけではない。
自分らしくいられるための、モチベーションになるはずです。

ナゴミタイム 縁日 イベント

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